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2019.07.26.

ベルリオーズ:幻想交響曲 他

「恋に破れた多感な芸術家が自殺しようと阿片を飲むが、死にきれずに昏睡状態のなかで夢を見る……」。女優スミッソンへの激しい情熱を背景に「ある芸術家の生涯の挿話」という副題のもとにベルリオーズが作曲した《幻想交響曲》は、色彩的な管弦楽法や劇的な表現によってロマン派を代表する作品として親しまれています。ゲルギエフがウィーン・フィルハーモニーを自在に操って絢爛たる演奏を繰り広げており、録音の見事さも特筆されます。

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